温泉大国日本で神経痛を癒やす
日本には世界でも有数の名湯があります。また、各地の温泉郷を訪ねて湯治客は温泉療法に余念がありません。中でも、神経痛、リューマチ、皮膚病で温泉巡りをしている湯治客に旅先でよく会います。痛みが、あるいは皮膚の不快感が少しでも落ち着けば、という思いは、痛みや痒みがだれにとっても身近な感覚である点、理解しやすいところです。
ところで、温泉がそれらの疾患に効くとされる理由は何でしょう。特にここでは神経痛に対する温泉の効果についてみてみたいと思います。
温泉療法は、通常の場合、神経痛に限らず治療の補助的手段となります。神経痛における温泉の効果としては、痛みを和らげることが上げられます。ただし、どのような泉質でもよいというわけではなく、神経痛の痛みの緩和に必要なのは、単純泉、ナトリウム泉、硫黄泉、炭酸泉及びラジウム泉だとされています。酸性の泉質を持つ温泉は、皮膚刺激を通して神経を活性化させるといわれています。他方、アルカリ性の泉質を持つ温泉は保温効果が高く、また、放射線を発するラジウム泉は直接患部に効き目があるなどといわれています。しかし、要は神経痛は温めることで痛みが和らぐという点が重要で、通常のお湯と比較して、温泉の場合、その成分が保温効果を持続させやすい点に神経痛に対する温泉の効用が見いだせるようです。
温泉を上手に利用して神経痛の痛みを少しでもコントロールしていきたいものです。


<< ホーム