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帯状ほう疹後神経痛とは?

水ぼうそうのウイルスが神経節に潜伏して、数年後何かのきっかけで再び現れて起こすのが、帯状ほう疹です。帯状ほう疹の特徴は、痛みがあり、体の左右どちらかに出来る小さな水ほうが帯状に出る

点にあります。通常の場合、帯状ほう疹は、赤い発疹から始まって、それが小さな水ぶくれになり、その後膿みを持ち、ただれた後で、かさぶたになるという治癒経過をたどります。その間、約3〜4週間。

ところで、帯状ほう疹では痛みが生じます。これを帯状ほう疹痛といいます。この痛みは帯状ほう疹が治ると通常の場合消えます。ところが、その後も数ヶ月痛みが続くことがあります。これが帯状ほう疹神経痛です。通常の場合、約3ヵ月続くと痛みは消失します。この時点で痛みが取れずその数年ないし一生涯続く場合に、これを帯状ほう疹後神経痛と呼んでいます。帯状ほう疹後神経痛は高齢者がかかりやすい病気です。

帯状ほう疹後神経痛の治療は、鎮痛剤を中心とした薬物療法となります。痛みが長年続くことで、気分が塞ぎやすく、抗うつ剤や精神安定剤が必要となる場合もあります。帯状ほう疹後神経痛を完全に治すことは難しいとされていますが、現在では薬物療法の進歩で痛みのコントロールがかなりできるようになってきました。麻酔薬のケタミンや麻薬系鎮痛剤などの新たな治療法も開発されてきており、帯状ほう疹後神経痛の治療に明るい兆しが見えてきました。